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渋谷区立幡代小学校の校医をやっているのですが、毎月幡代小学校から学校だよりが送られてきます。
今月は僕の大好きな校長先生が書かれていたのですが、とてもいい内容でした。
自己に課題を見出し、よりよい成長を
というタイトルですが、集団生活を気持ちよく、清々しく送るために必要な事として、
自分に、何か解決すべき事柄が起きたときには、人のせいにせず、自分の行動を振り返って何が自分に足りなかったのかを考えることが大切だと常に教えているそうです。
子供たちの成長の過程では、友達の行き違いなど、様々な出来事があります。そのときに、何がいけなかったのか、相手の非を声高に言うのではなく、まず自己に課題を見つけることが大事なのです。
そのことにより、次への成長があるのです。
これは、大人でも難しいことではありますが、
行動や気持ちを振り返ることをご家庭でも是非、善い習慣として身に付けさせて下さい。
こう書かれていました。
「大人でも難しい」本当ですよね。
何か問題が起こったときに、他人のせいにしてしまえば、自分の責任の重荷を他人に預けてしまうことができ、一時的に楽になるかもしれません。
しかし、自分にベクトルを向けて、責任という荷物を担ぐようにしたら、成長という果実を得ることが出来ます。
普段のちょっとした事を、きちんと責任として担いでいたら無理なく成長出来るのですが、
いつも他人のせいにして楽をしていたら、いつかたまった大きな重荷を背負わされる事になります。
いつもベクトルを自分に向ける。善い習慣を身につけて行きたいです。
院長 吉富信幸
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